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2019.09.12

家のあちこちが寒い!対策は?

家のあちこちが寒い!対策は?

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寒さの原因と危険性

脱衣所で脱ぐのが嫌になるほど寒い、夜トイレに起きるのが辛い等、冬場の各部屋の温度差はとても辛いものです。特にお風呂とトイレの底冷えには、健康被害をもたらすリスクが潜んでいます。今回は寒さの原因と危険性、それらへの対策方法をご説明していきます。家の中の寒さ対策をお考えのお方は、ぜひ参考にしてください。

寒さの原因はこんなところに

お風呂やトイレが冷え込む一番の原因は、ズバリ窓です。たとえ暖房がついている部屋でも、窓辺に立つと冷気を感じます。室内から外に流れ出す熱量のうち、実に48%が窓から逃げているというデータがあります。

居室ほど暖房設備が整っていなく、日当たりを考慮していないことが多いお風呂やトイレ。冬場はほかの部屋に比べ、10度以上の温度差を生み出してしまいます。

冬に怖いヒートショック現象

この極端な温度差は居住性を損なうだけでなく、命の危険にも関わることをご存知でしょうか。「ヒートショック」と呼ばれるこの現象は、急激な温度変化によって引き起こされます。温かい部屋から寒い浴室、そして湯船の中にと、一連の入浴行動で血圧は急激に変動します。この血圧変動により、高血圧や動脈硬化が進行している高齢者を中心に、失神や心筋梗塞・脳梗塞を引き起こす原因になります。同様に、寒いトイレ内での排便も血圧上昇を引き起こし、ヒートショックを起こすこともあります。

入浴中の心肺停止者数は冬場に集中し、最も多い1月は8月の約11倍に膨れ上がります。死亡者数も年間約17,000人と推計され、交通事故死亡者数の年間約4600人を大きく上回ります。冬場に潜む身近な危険であるヒートショック。特に高齢者を含む世帯では、浴室・トイレの寒さ対策が必要です。

いざ、寒さ対策!

次は、寒さを和らげ、ヒートショック現象を起こしにくくする具体的な対策を紹介していきます。

冬場の温度差が特に激しい、お風呂場・廊下・トイレに分けて見ていきましょう。

お風呂・脱衣所編

湯船につかる前に、まず浴室を温めることが大切です。すぐにできる簡単な方法は、シャワーを使って高い位置から湯はりをしたり、お湯を溜めた湯船のふたを開けておくことです。ミストサウナのように温かい蒸気を充満させることで、浴室に入った瞬間の底冷え感を軽減させます。脱衣所はセラミックヒーターなどの暖房器具で温めることが効果的です。省エネかつ場所を取らない、「人感センサー付き+薄型」のタイプがおすすめです。

ただし、古い築年数の住宅など浴室周りの断熱がしっかりしていない場合、いくら内側から温めても外に逃げていく一方です。窓サッシのリフォームなども検討しましょう。

 

廊下編

居室を出て最初に寒さを感じるのが廊下です。どの部屋に行くにも必ず使う動線なので、しっかりと対策を施しましょう。

築年数が古い住宅の廊下では断熱材が使用されていないことも多く、地面からの冷気をそのまま足に感じてしまいます。その際有効なのが、カーペットで廊下を覆うことです。間にアルミの断熱シートを挟みこむのも効果的で、空気の層を作ることで高い断熱効果を得られます。

トイレ編

トイレも脱衣所と同様に、小型のヒーター設置が手軽な防寒対策です。トイレ用として販売されているヒーターには人感センサーはもちろん、消臭機能がついているモデルもあるのでチェックしてみましょう。

また、ヒーターを設置することで手狭になるのを避けたい場合、”ハロゲン一体型照明”を使う選択肢もあります。ハロゲン部分は独立してオン・オフの切り替えができ、夏場でも暖房器具を片付ける手間が省けるのでオススメです。

リフォームで根本解決!

せっかく室内を温めても、基礎的な断熱性能が低いままでは熱が外に逃げていくばかりです。古い築年数の住宅では断熱材の経年劣化が考えられ、断熱リフォームの検討が必要になるでしょう。

断熱で対策

先にお話しした通り、室内から逃げる熱の半分は窓から流れ出しています。つまり、窓の断熱性能を上げることが最も効率の良い対策になります。お手軽な窓リフォームとして、一窓60分ほどで施工できる内窓リフォームがオススメです。今ある窓はそのままに、内側に樹脂サッシ+ペアガラス窓を取り付けることにより、手軽に最新の断熱性能を手に入れられます。

ユニットバスで対策

しっかり対策をしたい場合、ユニットバスの入れ替えリフォームを行えば満足いく断熱性能を実現できるでしょう。ユニットバスの多くは熱効率や保温性を考慮した設計であるほか、ビルトインの暖房換気扇を搭載しています。また、冷えやすい肩への掛湯機能や、自動で床を洗浄できるなど嬉しい機能もあります。

一つ注意したいのがリフォームの工期。タイル風呂からのリフォームでは基礎工事が必要になるため、4~7日間ほど自宅のお風呂に入れません。近場の銭湯を探しておくなどの準備が必要になります。

暖房機で対策

予算的にも工期的にも大掛かりなリフォームは難しい…という場合、後付け可能な「壁掛けタイプの浴室暖房機」も人気がありオススメです。内窓リフォームと組み合わせれば、それぞれの相乗効果から快適な浴室を実現できます。

もともとある換気口を使用する簡単な工事なので、2~4時間ほどで取り付けることができます。暖房だけでなく衣類乾燥にも対応し、梅雨時期や花粉が飛ぶ春先には室内干しで大活躍します。ただし、換気口の位置が悪かったり窓枠が近すぎると取り付けできない場合があります。購入する前に販売店に確認しておきましょう。

まとめ

今回は寒さの原因とそこに潜む危険、対策方法の具体例を紹介してきました。特に築年数が古い住宅に住まわれている高齢者にとって、寒さはとても身近な健康被害の原因になります。冬を安心・安全に乗り切るために、ぜひ今回紹介したポイントを参考に寒さ対策を検討してみてください。

 

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