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2025.05.31
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「朝の支度に追われる」「夜は家事と子どもの世話でヘトヘト」…
そんな子育て世代の忙しい毎日を、少しでもラクにしたいと思いませんか?
実は、家の間取りや動線の工夫で、日々の家事や子育ての負担を大きく減らせるのです。
今回は、リフォームのプロの視点から、「家事ラク動線」をテーマに、実際のリノベーション事例やアイデアを交えながら、子育て世代の暮らしをもっと快適にする家づくりのヒントをお届けします。
「家事ラク動線」とは、キッチン・洗濯・掃除・片付けといった毎日の家事が、無駄なくスムーズに行えるように設計された動線のことです。
特に子育て中のご家庭では、以下のような課題をよく耳にします。
キッチンと洗濯機が遠くて行ったり来たり…
お風呂と脱衣室の動線が悪く、子どもの世話が大変
食事・片付け・子どもの宿題が同時進行でパンク状態
こうした悩みを解消するのが「家事ラク動線」です。
キッチン → 洗面 → 物干しスペースを1本の線でつなぐと、移動距離が短くなり、家事の効率が一気にアップします。
朝の支度時間など、家族が一斉に動くタイミングでは、回遊動線(行き止まりのない回れる動線)があるとスムーズです。
お互いの動きを妨げない「すれ違える幅」「別ルート」も、ストレス軽減に。
赤ちゃん時代と、小学生・中学生とでは生活リズムが大きく変わります。
家事動線だけでなく、**「子どもの動線」**も意識して設計しておくと、将来のストレスも減らせます。
最も多く取り入れられているのがこのレイアウト。料理中に洗濯機を回し、合間に干す、という“ながら家事”が可能になります。
-施工事例Pickup-
パントリー・キッチン・ランドリー空間と一直線に続く間取りにリノベーションしたこちらの事例。
マンションでは難しいとされることも多いキッチンの移動を実現し、憧れの家事ラク動線で暮らせるようになりました。
マンションのキッチンの移動について詳しく解説したコラムはこちら
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外から帰ったらすぐに手を洗える配置は、衛生面でも安心。玄関→洗面→脱衣室→バスルームとつながる動線は、子育て家庭に最適です。
-施工事例Pickup-
小さなお子様達が自然と手を洗う習慣が身についたと、お施主様も大喜び。ゲストを招いた際も、浴室周りを見られることなく、洗面を使ってもらうことができるのも嬉しいポイントです。
▽子供達のおかえり手洗いの様子
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洗濯して乾いた衣類をそのまま収納できるファミリークローゼットは、収納と家事動線の最適化に欠かせません。
各個室に運ぶ手間も減り、「しまう時間」=「家事時間の短縮」につながります。
-施工事例Pickup-
玄関〜ウォークインクローゼット〜洗面〜キッチンと回遊できる動線のこちらの事例。
洗濯してすぐにウォークインクローゼットの中に洋服をしまえるため、家事がグッと楽になりました。
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ストレートダイニングは、キッチンとダイニングテーブルがまっすぐにつながる間取りのこと。
Before
After
キッチンと横続きでダイニングテーブルがあるおかげで、キッチンと食卓との往来がしやすく、快適にお食事時間を過ごすことができます。
パントリーと冷蔵庫が見えないように設計をすることで、生活感を出さずにリビングをすっきりさせることが出来ました。
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リビングの一角にカウンターを設けて、アイロンがけや書類整理、子どものプリントチェックなどを行えるスペースを設置するご家庭も増えています。
料理の合間に座ってちょっとした作業ができる、家事と育児を並行するのにぴったりのスペースです。
-施工事例Pickup-
LDKの一角には2人で並べる幅2mのワークスペースを設けました。パソコン作業もストレスなくできるように奥行きは55cmと広めに確保しました。
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リビングの一角にデスクカウンターを設けました。左側にはニッチ収納棚を設けて、ごちゃっとしやすいデスク周りもばっちり収納できるようにしました。
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二人並んで広々使うことができるワークスペース。奥行きもあるため、パソコン作業やお勉強にも最適です。真ん中のウッドブラインドの奥は勝手口になっているため、部分的にカウンターを外すことができる様に工夫もしています。
▽この事例をYoutubeで見る
子育て世代にとって、毎日を快適に過ごすためには、間取りや動線の工夫がとても重要です。
家事ラク動線は、**「毎日のストレスを減らし、家族との時間を増やす」**という意味でも、大きな価値があります。
リフォームは一度きりの大きな決断だからこそ、生活スタイルに合った動線設計で後悔のない住まいづくりを。
気になる方は、実際の事例を見ながらプロにご相談いただくことをおすすめします。
今回ご紹介した事例以外にも、さまざまなスタイルやアイデアを取り入れたリフォーム事例が見れる「施工事例集」を無料で閲覧いただけます。リフォームを考えている方はぜひ参考にしてみてください。
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