COLUMN
コラム
2026.02.19
「ただいまー!」とドアを開けた瞬間、脱ぎ捨てられた靴や、入りきらずに溢れた傘を見て、「はぁ……」とため息をついていませんか?
家の顔とも言われる「玄関」。
ここは、家族が毎日必ず通り、お客様が最初に目にする大切な場所です。でも実は、家の中で一番「モノ」が集中しやすく、散らかりやすい場所でもあります。
「もっと収納があれば……」
「おしゃれな玄関で友人を招きたい」
その願い、リフォームで叶えられます!
2026年の今、玄関収納は単なる「靴箱」から、ライフスタイルの質を上げる「空間」へと進化しています。
今回は、リフォームのプロの視点から、最新のトレンドと、戸建て・マンションそれぞれの特徴に合わせた「正解」を徹底解説します。読み終わる頃には、あなたの理想の玄関像がきっと明確になっているはずですよ!
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かつては「下駄箱」と言えば、壁に備え付けられた四角い箱が定番でした。
しかし、ここ数年で玄関収納の常識はガラリと変わっています。まずは、今リフォームで指名が多い、最新トレンドを3つご紹介します。



今、圧倒的な人気を誇るのがこのスタイル。「家族用」と「来客用」の動線を分けることができるのが最大の魅力です。
玄関ドアを開けて、家族はそのままシューズクローク(土間収納)へ。そこで靴を脱ぎ、コートを掛け、鞄を置いてから室内へ上がります。
一方、お客様はスッキリと何もない美しい玄関ホールから室内へ。 これなら、急な来客があっても「ちょっと待って!靴を片付けるから!」と慌てる必要がありません。
「ただいま」の流れで自然に片付く仕組みを作る。これが、散らからない玄関の最大の秘訣です。

デザイン性を重視したい方に大人気なのが、収納ボックスを床から20〜30cmほど浮かせて設置する「フロートタイプ」です。
床の面積が広く見えるため、限られたスペースでも圧迫感がなく、空間が広がりを感じられます。足元に間接照明を仕込めば、まるでホテルのような高級感ある雰囲気に!
床が空いているので掃除もしやすく、ホコリが溜まりやすい玄関の隅々まで清潔に保てます。おしゃれと清潔、両方を手に入れたい方にピッタリのスタイルです。

玄関収納の一部に「ハンガーパイプ」を設置し、帰宅したらすぐにコートやジャケットを掛けられるようにするプランも根強い人気があります。
花粉の季節や、雨で濡れたレインコートの一時置き場としても大活躍。
さらに、玄関のすぐそばにコンパクトな手洗い器を設けるリフォームも増えています。
「靴を脱ぐ→上着を掛ける→手を洗う」という一連の動作が玄関エリアで完結するため、小さなお子様がいるご家庭や、ペットを飼っている方から絶大な支持を得ています。
「素敵なのはわかるけど、うちはマンションだから……」
「戸建てだけど玄関が狭くて……」
そんな不安をお持ちの方へ。住居タイプごとの特性を活かした、成功のポイントを伝授します。

戸建てのリフォームで最大のメリットは、構造さえ許せば間取りを自由に変更できる点です。おすすめは、思い切って「土間(たたき)」のスペースを広げること。
従来の玄関は廊下が広く土間が狭いケースが多いですが、あえて廊下を少し短くしてでも土間収納を広げると、使い勝手が劇的に向上します。
ベビーカーを畳まずに置けたり、ゴルフバッグやキャンプ用品、子供の外遊び道具など、外で使うものを「家の中に上げずに」収納できるスペースが生まれます。
マンションの場合、玄関の広さや梁(はり)の位置に変えられない制約があることがほとんどです。ここで重要なのは、「縦の空間」をフル活用すること。
床から天井までいっぱいに使える「トール型」の収納を採用することで、収納量を確保します。圧迫感が出そう……と心配されるかもしれませんが、扉の色を壁と同色(白など)にして壁面と一体化させたり、扉の一部を「ミラー(鏡)」にすることで解決できます。
鏡は、お出かけ前の身だしなみチェックに便利なだけでなく、視覚効果で空間の奥行きを2倍に見せてくれる魔法のアイテム。
さらに、取っ手のないプッシュオープン式の扉を選べば、出っ張りがなくなり、狭い通路でもスムーズに通行できます。限られた空間だからこそ、ミリ単位の工夫で差がつきます。
デザインや大きさが決まったら、最後に見落としがちな「機能面」のチェックです。
ここを押さえておかないと、「使いにくい……」と後悔することになりかねません。
靴といえば、気になるのが湿気とニオイ。特に扉付きのクローゼットタイプにする場合、空気が滞留するとカビの原因になります。
対策としては、収納内の空気を循環させるための「通気口(ガラリ)」を設けるか、扉の下を少し開けておくデザインを選ぶのが基本です。 さらに効果的なのが、調湿・脱臭機能のある壁材(エコカラットなど)を収納内部の壁に貼ること。ニオイを吸着し、湿気をコントロールしてくれるので、大切な靴をカビから守ってくれます。見た目もおしゃれなので、デザインアクセントとしても優秀ですよ。
「今はこれで十分」と思っていても、家族の成長とともに収納する靴の種類は変わります。子供が成長して靴のサイズが大きくなったり、ロングブーツや長靴を入れたくなったり。
そんな変化に対応できるよう、棚板は必ず「可動式(高さを変えられるタイプ)」にしておきましょう。 樹脂製の棚板なら、汚れても取り外して水洗いができるので、泥汚れも怖くありません。「洗える棚板」かどうか、カタログで要チェックです!
意外と盲点なのが、玄関収納内のコンセントです。「靴を入れる場所に電気?」と思われるかもしれませんが、これからの時代、必須と言っても過言ではありません。
電動自転車のバッテリー充電
雨で濡れた靴を乾かすシューズドライヤー
除湿機や脱臭機の設置
後から配線工事をするのは大変です。収納の内部、あるいはカウンターの上に、あらかじめコンセントを2口ほど設置しておくと、「つけておいてよかった!」と思う瞬間が必ず来ます。
最後に、リフォーム相談会などでよくお客様からいただく質問にお答えします。
Q1. 工期は何日くらいかかりますか?
A. 既存の靴箱を新しいものに取り替えるだけなら、1日〜2日で完了します。 壁を壊して土間収納を作ったり、間取りを変更したりする場合は、大工工事や内装工事(クロス貼り替えなど)が必要になるため、3日〜1週間程度が目安となります。工事中は玄関の出入りが制限される時間帯もあるので、事前に工程表を確認しましょう。
Q2. マンションの梁(はり)や柱があっても、既製品は入りますか?
A. 既製品(メーカー品)でも、梁の形に合わせて部材をカットしたり、フィラー(隙間埋め材)を使ってきれいに納めることが可能です。 ただし、サイズが特殊な場合は「オーダー家具」の方がスペースを無駄なく使えることもあります。最近はセミオーダーで柔軟に対応できるメーカー品も増えているので、まずは現地調査で採寸をしてもらうのが確実です。
Q3. 費用を抑えるポイントはありますか?
A. 扉をつけない「オープン収納」にすると、建具(扉)のコストが下がるため費用を抑えられます。 見せる収納としてロールスクリーンで目隠しをするのも一つの手です。また、既存の靴箱の状態が良ければ、箱はそのまま使い、扉(面材)だけを交換する「ダイノックシート貼り」などのリメイク方法もあります。予算に合わせて最適なプランをご提案しますので、正直なご予算をお聞かせください!
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玄関は、1日の始まりと終わりを迎える大切な場所。 ここがスッキリ美しく整っているだけで、気持ちよく出かけられ、疲れて帰ってきてもホッと心が安らぎます。
「ただ靴を入れる場所」から、「暮らしを豊かにする空間」へ。 2026年の最新トレンドを取り入れて、あなたのライフスタイルにぴったりの玄関をつくりませんか?
「うちはマンションだけど、土間収納できる?」「具体的な費用はどれくらい?」 そんな疑問をお持ちの方は、ぜひお気軽にご相談ください。 私たちと一緒に、世界に一つだけの素敵な玄関プランを考えましょう!
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