COLUMN
コラム
2026.02.13
「せっかくお部屋をリフォームするなら、窓まわりも一新して雰囲気を変えたい!」
そう思ったとき、カーテン以外の選択肢として真っ先に上がるのが「ブラインド」と「ロールスクリーン」ではないでしょうか?
でも、いざカタログを見比べてみると、「結局うちにはどっちが合うの?」「お手入れが楽なのはどっち?」と迷ってしまうことが本当に多いんです。
窓はインテリアの主役級アイテム。
選び方を間違えると、「外からの視線が気になる…」「部屋が暗くなってしまった」なんて後悔につながることも。
そこで今回は、リフォームのプロの視点から、ブラインドとロールスクリーンの違いを徹底比較!それぞれのメリット・デメリットはもちろん、意外と知られていない「縦型・横型」の違いや、場所別の正解までを余すことなくお伝えします。
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オフィスやカフェのようなスタイリッシュな空間によく使われているブラインド。
その最大の特徴は、なんといっても「機能性の高さ」にあります。まずはブラインドが持つポテンシャルを深掘りしていきましょう。
ブラインドの最大の武器は、「スラット」と呼ばれる羽根です。 カーテンやロールスクリーンは基本的に「開けるか、閉めるか」の二択になりがちですが、ブラインドはこのスラットの角度を変えるだけで、「光の量」「風通し」「外からの視線」を同時にコントロールできます。
例えば、スラットを少し傾ければ、直射日光を遮りつつ、外の心地よい風と柔らかな光だけを室内に取り込むことが可能です。「外からは見えないけれど、中からは外の景色がチラッと見える」という絶妙なプライバシー管理ができるのは、ブラインドならではの特権ですね。
「ブラインド」と聞いて、どんな形を思い浮かべますか?
実は、ブラインドには大きく分けて2つのタイプがあり、それぞれ得意な窓が異なります。ここ、テストに出るくらい重要です!

一般的にイメージされる、羽根が横向きのタイプです。
素材: アルミ製が一般的ですが、温かみのある木製(ウッドブラインド)も人気急上昇中。
おすすめの窓: 腰高窓、小窓、浴室、キッチンなど。
特徴: 上下に開閉するため、掃き出し窓(床まである大きな窓)だと、出入りのたびに上げ下ろしするのが少し重労働になることも。逆に、家具と干渉しにくいので、机の前の窓などには最適です。

羽根が天井から床に向かって縦に垂れ下がっているタイプです。
素材: 布製が多く、カーテンのような柔らかさとスタイリッシュさを兼ね備えています。
おすすめの窓: リビングの掃き出し窓、幅の広い大きな窓。
特徴: 左右に開閉するため、掃き出し窓からの出入りがスムーズ!天井を高く見せる効果もあり、モダンで広々としたリビングを演出したいなら、縦型が圧倒的におすすめです。
もちろん、弱点もあります。一番の声はやはり「掃除が面倒」ということ。 横型ブラインドの場合、羽根の一枚一枚にホコリが溜まりやすいのが難点です。
最近は、静電気でホコリを付きにくくする加工がされた製品や、専用の掃除グッズ(軍手を手にはめて指でなぞるのが一番早いです!)も充実しています。「掃除の手間」vs「光と風の快適さ」。この天秤をどう捉えるかがポイントになりそうですね。
続いては、シンプル派の方に絶大な人気を誇る「ロールスクリーン」です。
一枚の布を上部のメカに巻き上げて開閉するこのスタイル。その魅力はどこにあるのでしょうか?
ロールスクリーンの最大の魅力は、その「潔いシンプルさ」。 凹凸のないフラットな布地は、閉めているときには壁紙のように空間に溶け込み、圧迫感を与えません。
そして何より素晴らしいのが、開けた(巻き上げた)ときです。上部のボックスに布がすべて収納されるため、窓全体が完全に露出します。
カーテンのように左右に溜まり(束)ができないので、窓の開口部をフルに活かせ、お部屋がパッと明るく広く感じられますよ。「とにかく部屋をスッキリ見せたい!」という方には、これ以上の選択肢はないでしょう。


ロールスクリーンの活躍場所は、窓だけにとどまりません。
リビング階段の冷暖房効率アップのための間仕切りとして
パントリーやクローゼットのごちゃごちゃを隠す目隠しとして
このように、「動く壁」として手軽に設置できるのも大きなメリット。
リフォームの際、「ここに扉をつけるほどではないけれど、隠したい…」という場所があれば、ロールスクリーンが救世主になるかもしれません。
ロールスクリーンの弱点は、「通気性と視線のジレンマ」です。一枚布なので、風を通そうとしてスクリーンを少し上げると、そこから丸見えになってしまいます。「風は通したいけど、外からは見られたくない」というシーンでは、ブラインドに軍配が上がります。
この弱点を克服したのが、「調光ロールスクリーン」です!厚地とレースの生地がボーダー状になっており、少しずらすことでブラインドのように調光・通風が可能になります。

さて、それぞれの特徴が見えてきたところで、分かりやすく表で比較してみましょう。ご自身が何を優先したいか、チェックしてみてください。
| 比較項目 | ブラインド (横型・縦型) |
ロールスクリーン |
|---|---|---|
| 調光 視線 |
◎ 非常に得意
スラット(羽根)の角度調整だけで、外からの視線を遮りつつ光を取り込める。 |
△ 苦手
基本は「開けるか閉めるか」の二択。調光タイプを選べば改善可能。 |
| 通気性 |
◎ 非常に良い
窓を閉めたままでも、羽根の隙間からスムーズに風を通せる。 |
△ やや悪い
一枚布のため風を通しにくい。風を通すには巻き上げる必要がある。 |
| 遮光性 |
◯ 普通
羽根の隙間やコード穴から多少の光漏れがある。 |
◎ 非常に良い
遮光生地を選べばかなり暗くできる。ガイドレール付きなら最強。 |
| 掃除の 手間 |
△ 手間がかかる
羽根の一枚一枚にホコリが溜まりやすく、拭き掃除が大変。 |
◎ 楽ちん
フラットな面なのでサッと拭きやすい。ウォッシャブル生地なら洗濯も可。 |
| 価格帯 |
ピンキリ
アルミ製は安価だが、木製や電動タイプは高価になる傾向。 |
比較的安価
構造がシンプルのためリーズナブルなものが多い。 |
| 見た目の 印象 |
シャープ、機能的、モダン。 木製なら高級感が出る。 |
シンプル、すっきり、柔らかい。 壁に馴染み圧迫感がない。 |
※スマホの場合は表を横にスクロールしてご覧ください →
「日中は外の光や風を感じながら過ごしたい」
👉 ブラインド がおすすめ!
「部屋をごちゃごちゃさせたくない。掃除も楽な方がいい」
👉 ロールスクリーン がおすすめ!
「リビングの大きな窓をおしゃれに演出したい」
👉 縦型ブラインド がおすすめ!
「夜勤があるので、昼間でも部屋を真っ暗にしたい」
👉 遮光ロールスクリーン がおすすめ!
特徴がわかっても、いざ「自分の家」となると迷いますよね。
そこで、リフォームの現場で私たちがよく提案する「場所別の鉄板の選び方」をご紹介します。

家族が集まるリビングは、インテリア性を重視したい場所。
温かみのある木製ブラインドなら、家具との相性も抜群で一気にカフェのような雰囲気に。
また、大きな掃き出し窓がある場合は、出入りがしやすく天井が高く見える縦型ブラインドを選ぶと、モデルルームのような洗練された空間になりますよ。

寝室で最も重要なのは「光の漏れ」を防ぐこと。
ブラインドはどうしてもスラットの隙間から光が漏れてしまいます。 しっかり暗くして眠りたい方は、遮光1級のロールスクリーンがおすすめ。窓枠を覆うように少し大きめに取り付けると、朝日の侵入をしっかりガードできます。
画像引用:タチカワブラインド

最近の住宅に多い、細長い「スリット窓」や小さな正方形の窓。ここには、スッキリ収まるロールスクリーンが相性抜群です。
壁紙と同色にして存在感を消すのも良いですが、あえて鮮やかな色や柄物を選んで、絵画を飾るようにアクセントカラーとして楽しむのもおしゃれですよ!
画像引用:タチカワブラインド
最後に、お客様から打ち合わせ時によくいただく質問をまとめました。
Q. 賃貸や、壁に穴を開けたくない場合はどうすればいいですか?
A. ご安心ください!「カーテンレール取り付けタイプ」や、窓枠に突っ張って固定する「つっぱり式(ノンビスタイプ)」の製品がたくさんあります。これなら壁や窓枠を傷つけずに設置できますよ。ただし、重量のある商品は要注意です。
Q. ブラインドの掃除が本当に面倒そうで不安です…。
A. お気持ち、よく分かります。楽をするコツは「汚れを溜めないこと」。ハンディモップで気づいた時にササッと撫でる習慣をつけるのが一番です。また、最近は「酸化チタンコート」など、光の力で汚れを分解してくれる高機能なスラットもありますので、機能でカバーするのも賢い手です。
Q. ロールスクリーンだと風通しが悪くなりませんか?
A. 確かに閉め切ると風は通りません。風通しを重視するなら、本文でも紹介した「ブラインド」か、または「レーザーカット」で細かい穴が開いたデザインのものを選ぶと、程よく通気性を確保できます。
Q. 壊れやすいのはどちらですか?
A. どちらも乱暴に扱わなければ10年以上持ちますが、強いて言えばブラインドの「羽根の折れ」が多いトラブルです。特にアルミブラインドは、掃除中やお子様が触って折れてしまうことがあります。耐久性を重視するなら、折れにくい「形状記憶加工」のスラットを選ぶか、丈夫な木製ブラインド、または構造がシンプルなロールスクリーンの方が安心かもしれません。
いかがでしたか? 「ブラインド」と「ロールスクリーン」。似ているようで、実は得意分野が全く異なるアイテムだということがお分かりいただけたかと思います。
光と風をコントロールし、機能美を楽しむなら「ブラインド」
スッキリとした見た目で、手軽さとシンプルさを愛するなら「ロールスクリーン」
大切なのは、「その部屋でどう過ごしたいか?」をイメージすることです。 もし、「うちの窓にはどっちが合うのかな?」「色や素材の実物を見てみたい」と思われたら、ぜひお気軽に私たちにご相談ください。あなたの暮らしにぴったりの「窓辺の風景」を一緒に作り上げていきましょう!
さまざまなスタイルやアイデアを取り入れたリフォーム事例が見れる「施工事例集」を無料で閲覧いただけます。リフォームを考えている方はぜひ参考にしてみてください。