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2025.07.17
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SNSや雑誌で見かけるスタイリッシュなリノベーション事例。
その中でもここ数年、圧倒的に人気を集めているのが「モノトーンインテリア」です。
「モノトーン」と一言で言っても、白と黒だけでキマるのかというと…
実はそんなに甘くはありません!
下手すると「病院みたいに寒々しい」「真っ黒すぎて夜は忍者屋敷?」なんて失敗も。
今回は、プロ目線で「モノトーンをおしゃれに仕上げるコツ」や
実際に当社で採用されたおすすめ商品を、徹底的に解説します!
モノトーンとは「単色」という意味。
インテリアでは主に「ホワイト、グレー、ブラックの無彩色系」をベースにした空間を指します。
例えば…
壁や天井はホワイト
床や家具にブラックやチャコールグレー
金物や照明をマットブラックに統一
こんな組み合わせで、空間全体がシンプルでスタイリッシュな雰囲気に仕上がります。
「白と黒ならシンプルで失敗しないでしょ」と思いがちですが、
実はちょっとしたコツを押さえないと
**“ただの殺風景な部屋”**になってしまうんです。
壁も天井も床もホワイト!家具もホワイト!
これは清潔感がありそうで、実際は味気なくなりがちです。
逆に「黒カッコいいから!」と床から建具までブラックにすると
まるで忍者屋敷のように暗〜くなります。
掃除も大変です…ホコリ目立つので…。
白なら「真っ白」だけでなく、オフホワイトやライトグレーを織り交ぜると
柔らかさが出ます。
黒も「漆黒」だけではなく、チャコールやダークグレーで濃淡をつけると
メリハリが出て、一気にホテルライクに。
モノトーンは素材選びが肝心。
たとえば…
キッチン扉をマット仕上げにする
床材を石目調にする
ファブリックで布の柔らかさを足す
この“素材感”で冷たすぎる印象を避けられます。
グリーンの観葉植物を一つ置くだけでもOK。
真っ白な空間に黒いペンダントライトを吊るすのも◎
「無彩色×無彩色×自然素材」が最強コンビです。
ちなみに観葉植物は枯らさないように!
「これはドライフラワーなんだよね」なんて苦しい言い訳をしないように(笑)
<商品紹介>
キッチン:LIXIL「ノクト」
床材:サンゲツ「ノンスキッド」
モノトーンのインテリアの空間が上手くまとまるよう、ホワイト・グレー・ブラックのカラーバランスを工夫。シャープな印象を出すため、シンプルなライン(線)を意識して設計しました。
水廻りも世界観を統一。グレーにも濃淡があるため、単調にならないようにトーンを調整して組み立てていきました。
様々な素材が混在する中でも、ライン(線)をシンプルにしてシャープな印象になるよう配慮しています。
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<商品紹介>
格子がかわいいアクセントのリビングドア:LIXIL「ラシッサS」
照明・ダイニングセット:Bo Concept
床材:LIXIL「ラシッサDフロア クルミ」
真っ白にならないように、グレーやベージュといったトーンを織り込むことで、白を基調としたおしゃれな空間になりました。
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<商品紹介>
建具:Panasonic「ベリティス」ソイルブラック柄
床材カーペット:サンゲツ「サンライム2」LIR-1036
リノベーションに合わせて、インテリアに統一感を。モノトーンインテリアに統一することでスタイリッシュでモダンな空間になりました。
重くなりがちな黒い家具や建具がメインですが、床をカーペットにすることで柔らかい質感がプラス。素材を切り替えるのもテクニックの一つです。
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<商品紹介>
間仕切り:miratap「クアドロ」
床材:Panasonic「ウッディアーキA」
白を基調にしたリビング。ダイニングテーブルの足の木目や壁に飾ったアートが差し色になり、空間にまとまりが出ています。
グリーンがちょっと入るだけでグッとおしゃれ感が増しますよ♪
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最後の仕上げは小物です!
ペンダントライトは黒いコードでまとめる
タオルやラグもホワイトやチャコールで統一
収納は生活感を隠せるマット系素材をチョイス
そして何よりも「散らかさない努力」。
モノトーンは散らかると台無しです…。
散らかしたら「これはアートです」と言い張る強靭なメンタルを持ちましょう(笑)
モノトーンインテリアは、ほんのちょっとの工夫と“抜け感”で見違えるようにおしゃれに仕上がります。
ぜひプロに相談して、色味・素材・照明のバランスを一緒に考えてみてください!
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