COLUMN
コラム
2026.05.05
「中古マンションを購入してリノベーションしたいけれど、1,000万円以上かけるのは予算的に厳しい…」「でも、内装や水回りはこだわりたい!」そんな方にぜひ読んでいただきたいのが、今回のコラムです。
以前ご紹介した「予算500万円でどこまでできる?中古マンションリノベプラン」という記事には多くの反響をいただきましたが、今回はその一歩先。予算800万円以内で、間取りを賢く活かしながら、自分たちの「憧れの暮らし」を最大限に引き出したリフォーム術をご紹介します。
スケルトンリノベーション(1,000万円〜)にしなくても、優先順位を整理すればここまで変わる!という驚きの実例5選と、プロが教えるコストコントロールの秘訣をたっぷりお伝えします。
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一般的に「リノベーション」と聞くと、壁をすべて取り払うスケルトン工事を想像しがちです。
しかし、中古マンションのポテンシャルを活かせば、間取りを大幅に変えなくても、デザインを一新し、暮らしやすさを格段に向上させることが可能です。
💡 なぜ予算800万円以内が「賢い選択」なのか?
すべてを解体するフルリノベーションは、昨今の資材高騰もあり1,000万円〜1,500万円ほどかかるのが一般的。一方で、500万円〜800万円という予算帯は「水回り(キッチン・浴室・洗面・トイレ)を最新にし、かつ内装デザインにもしっかりこだわる」ことができる、非常にコストパフォーマンスの高いゾーンなのです。
【費用:625万円 / 築19年 / 80㎡】
中古マンションへの住み替えを機に、間取りはほとんどそのままで、内装のデザイン性を徹底的に高めた事例です。こだわりのパーケットフロアやクロスの色使い、LDKと洗面空間に予算を配分。既存の良さを活かしつつ、まるで新築のモデルルームのような洗練された空間に生まれ変わりました。


閉鎖的だったキッチンの壁を取り払い、LDKと一体感のあるキッチンへ。リビングの床はパーケットフロアを採用し、個性的で魅力的な空間へと生まれ変わりました。
AICAの造作洗面が印象的な洗面室は、扉を開くとLDKとは一変してスッキリとしたホワイト基調のスタイリッシュな空間が広がります。ボウル下のカウンターはお好みの木目調を入れてアクセントになっています。
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▽担当設計士によるルームツアー動画

【費用:595万円 / 築26年 / 95㎡】
マンション特有の「暗く狭い玄関」という課題を、使わなくなった一室を玄関の一部として再構築することで解決。憧れの広い土間収納を実現しました。リビング横の和室を洋室化してLDKと一体化させるなど、最小限の間取り変更で最大の開放感を手に入れた事例です。




玄関土間を広くするために、居室の一部を玄関に取り込み、帰宅動線が2つできました。
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【費用:785万円 / 築24年 / 78㎡】
和室をリビングに取り込んで広々としたLDKを実現。コストを抑える最大の工夫は、既存の建具(ドア)をすべて壊さず、「ダイノックシート」を貼ることで新品同様に仕上げた点。賢いコスト配分で、広さも美しさも両立させました。


和室だった空間をリビングに取り込み、ゆったりとテレビを見ることができる空間に生まれ変わりました。
キッチンはロの字型に空いているタイプの対面式でした。思い切って吊り戸棚を無くし、リビング側にカップボードを設置することで、開放感と収納力を確保しています。
元々造りが丁寧なマンションだったため、素敵な建具はひとつも壊さずに、シート貼りで仕上げています。シート貼りで、ここまで変わるんです。
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▽担当者によるルームツアー動画

【費用:690万円 / 築33年 / 96㎡】
コンクリートの躯体による制約が多い団地リノベーション。生活の中心となるLDKにコストを集中させ、憧れの対面キッチンを実現しました。団地ならではの構造面でのハードルと向き合いつつ、現代的なライフスタイルに合わせた賢いリノベの好例です。


団地の構造上、コンクリートの躯体面が多く、キッチンの閉鎖感が課題でした。取れる壁は撤去し、キッチンをL字型にすることで対面キッチンを実現しています。

天井は躯体のため、電気配線が動かせませんでした。ライティングレールを使い、好きな位置に照明をつけることができるように設計をしています。
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【費用:730万円 / 築36年 / 33.6㎡】
一人暮らし向けのコンパクトな間取りの中に、「和ナチュラル」のこだわりを詰め込みました。面積は小さくても、デザインと水回り設備のグレードを妥協せず、まさに「好き」に囲まれて暮らすための和モダン空間。単身向けリノベの理想形です。


仕上げ材の質感や色使いにこだわり、居心地の良い空間に。
悩みの種だった3点ユニット(洗面とお風呂とトイレがひとまとまりになった空間)を解体し、洗面トイレの空間と浴室に分離しています。
予算800万円以内で満足度の高いリノベを実現するには、どこにお金をかけ、どこを節約するかのバランスが重要です。まずは優先順位をつけるために、リフォームのざっくりとした相場感を把握しておきましょう。
📋 マンションリフォーム相場費用(目安)
ある程度の内容とリフォーム費用の相場を抑えたら、次はプロが現場で使う「コスト調整の裏技」を使って、さらに賢く予算をコントロールしていきましょう。
既存のドアや枠を新調すると、1箇所あたり十数万円〜のコストがかかります。まだ使える場合は、表面に高意匠の「ダイノックシート」を貼るのがおすすめ。木目や石目など、本物に近い質感で新品同様に生まれ変わります。
古いフローリングをすべて剥がす解体費用と、下地調整の費用は意外と高額。状態が良ければ、既存の床の上に薄型の床材を「上貼り」することで、工事費を抑えながら新しい床を手に入れられます。
「LDKだけは最高級の床材を使いたい」「お風呂は最新機能にこだわりたい」など、自分たちが一番大切にしたい場所に予算を集中させましょう。すべてを100点にしようとせず、メリハリをつけることが800万円リノベ成功の鍵です。
よくあるご相談のひとつが、「物件を購入してからリフォーム会社を探し始めた」というケース。
ですが実際には、リフォームは“物件選びと同時進行”がベストなんです!
なぜなら、マンションの構造や管理規約によっては、できるリフォーム・できないリフォームに制限があるため。
あとから「間取り変更ができなかった」「床材の希望が通らなかった」といったことも起こり得ます。
また、物件の引き渡しからすぐにリフォームに取りかかれるわけではなく、プランニング・見積もり・管理組合への申請・資材手配など、準備に1〜2ヶ月ほどかかるのが一般的です。
だからこそ、“購入前の段階”で一度リフォーム会社に相談しておくのがスムーズ。
「この物件、希望通りのリフォームできるかな?」という視点でのアドバイスや、資金計画・スケジュール感のすり合わせも可能になります。
POINT:
気になる物件が見つかったら、購入前にまずはリフォーム会社に相談を。
理想の住まいを“ムダなく・ムリなく”叶える第一歩です!
リフォームプライスのショールームでは、暮らし体感ブースや設備機器の展示が盛りだくさん。実際に見て、体感していただくことでリノベーション後の暮らしのイメージが湧きやすいとご好評を頂いております。
まずはお気軽にご来店ください。住まいのことであればどんなことでも無料でご相談いただけます。
美味しいお飲み物をご用意して、みなさまのご来店を心よりお待ちしております!
A
はい、可能です!「一体型ローン」を利用すれば、金利が低く返済期間の長い住宅ローンにリノベーション費用を組み込めるため、毎月の負担を大きく抑えられます。ただし、物件の売買契約時にリフォームの概算見積もりが必要になるケースが多いため、物件探しの段階から仲介会社やリフォーム会社に相談しておくことが成功の秘訣です。
A
予算800万円規模の工事(水回り一新や床の張り替え)を「住みながら(居ながら施工)」で行うのは現実的ではないため、入居前に工事を完了させるのが鉄則です。
中古マンション購入者の場合、大きく分けて2つのパターンがあります。ひとつめは、現在住んでいる賃貸にリノベ完了まで住み続けるパターンです。工事期間中(約1〜2ヶ月)は家賃とローンの「二重支払い」になりますが、引っ越しが1回で済むメリットがあります。もう一つは、二重支払いを避けるために実家などに一時的に避難するパターンです。ご自身の資金計画や状況に合わせて、無理のないスケジュールを組みましょう。
A
事前の調査でできる限り正確な見積もりを出しますが、マンションリノベの場合、解体して初めて「見えない部分の配管の劣化」や「下地の傷み」が発覚し、想定外の補修費用がかかるケースが稀にあります。しかし、相談なしに請求されることはございません。500万円規模以上の大掛かりなリノベーションの場合、解体後、当初の予定通りのプランで進められるかをきちんと確認してから工事が進んでいきますのでご安心ください。このような理由から、リフォームは予算ギリギリで計画するのではなく、全体の予算の5〜10%程度(50万円〜程度)を「予備費」として見込んでおくと、万が一の際も安心です。
「予算800万円以内」で、中古マンションを間取りから活かすリノベーション事例をご紹介しました。
間取りを大きく変えるスケルトンリフォームだけが正解ではありません。
今の間取りの良さを引き継ぎつつ、プロの視点でコストコントロールを行えば、予算内で想像以上の「憧れの暮らし」は実現できます。
「私たちの予算で、どんなリノベができる?」「このマンションならどう活かせる?」そんなお悩みがあれば、ぜひリフォームプライスへご相談ください。豊富な事例をもとに、あなたに最適なプランをご提案させていただきます!
ショールームに足を運ぶのはちょっと、、という方には資料請求がおすすめです♪
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