東京・神奈川・埼玉地区限定
地域最大級のリフォーム専門店

COLUMN

コラム

2025.10.16

床の切り替えには見切り材が必須!プロが教えるおすすめ種類と選び方

床の切り替えには見切り材が必須!プロが教えるおすすめ種類と選び方

目次 [非表示]

床の切り替えには「見切り材」が欠かせない理由

リフォームでよくあるのが、「リビングはフローリング」「キッチンや洗面室はクッションフロアやタイル」といったように、部屋ごとに床材を切り替えるケース。

 

このときに大活躍するのが「見切り材(みきりざい)」です。

 

 

見切り材は、異なる床材の境目を美しく、そして安全に仕上げるための部材。
素材の違いや厚みの差をカバーしてくれるだけでなく、床の端がめくれたり、つまずいたりするのを防ぐ重要な役割もあります。

 

 

リフォームの現場では、「どんな見切り材を選ぶか」で仕上がりの印象が大きく変わります。
では実際にどんな種類があり、どんな特徴があるのか、順に見ていきましょう。

見切り材にはどんな材質がある?

■ 金属製(アルミ・ステンレスなど)

アルミ製やステンレス製の見切り材

シャープな印象でモダンなインテリアにもよく合います。

また、強度が高く変形しにくいため、長持ちするのもポイント。

ただし、素材が硬いため加工難度が高く、樹脂製の見切りと比べ費用と工期がかかります。

施工難易度:★★★☆☆

■ 樹脂製(塩ビタイプ)

柔軟性があり、施工しやすくコスパが良いのが特徴。

住宅リフォームで最も使われています。

床材との色合わせもしやすく、ナチュラルやシンプルな空間に馴染みやすいのが魅力です。

低コストで扱いやすい一方、耐久性を求める場合は注意が必要です。土足で歩く施設などにはおすすめできません。

施工難易度:★☆☆☆☆

■ 木製・集成材タイプ

無垢フローリングやナチュラルテイストの空間には、特製の木製の見切り材を入れることも。

フローリングとの質感の統一感があり、見た目に温かみがあります。

施工時に微妙な高さ調整が必要で、やや上級者向けです。

施工難易度:★★★☆☆

見切り材にはどんな種類がある?

材質と合わせて知っておきたいのが、見切りの種類です。
仕上がりの印象を左右する見切りの納まり(おさまり)をご紹介します。

 

■ T字型

リフォームで最も使われる見切り材の形です。ベースとなるコの字の受けに、T字型の見切り材を被せるタイプ。
床どうしの隙間がある程度あっても隠せるため、施工性が良く、床の伸縮にも耐えることができます。

デメリットは、被せる形状のため、見切りの幅が太くなってしまう点と、見切り材の厚さ分多少の段差ができる点です。

施工難易度:★★☆☆☆

画像引用元:アシストHPより

 

■ L字型

ステンレスや真鍮など、スタイリッシュな素材と相性の良い見切りタイプ。
高級感抜群で、モダンなインテリアによく似合います。

T字型と比べ、施工の難易度が高く、費用と時間がかかりますが、床材の厚みが同じであれば、ほぼフラットに仕上げることができます。

施工難易度:★★★★☆

画像引用元:アシストHPより

 

 

■ への字押え

段差ができる場面で使われる押え見切り材。
既存の床材を壊さずに、フロアタイルやフローリングの上貼りで使います。

施工難易度:★☆☆☆☆

画像引用元:アシストHPより

 

 

■ フラットバー

床材の厚みに合わせたバータイプの見切り。両側とも床材を隙間なくカットする必要があり、施工難易度はかなり高いタイプと言えます。厚みの薄いフロアタイルやクッションフロアの見切りとして使うことをおすすめします。

施工難易度:★★★★★

画像引用元:アシストHPより

 

見切り材を選ぶときのポイント

床材の厚みを合わせる
 床材同士の高さが違う場合は、厚みに応じた見切り材を選ぶことが重要です。
 無理に平らにすると端が浮いてしまうことも。

素材と色味を空間に合わせる
 たとえば、木目の床にステンレスの見切りを入れると少し冷たい印象になることも。
 「素材感のトーンをそろえる」と空間に統一感が生まれます。

掃除やメンテナンスのしやすさも考慮
 キッチンや玄関などは汚れやすいため、**拭き取りやすい素材(アルミ・塩ビ)**がおすすめ。
 リビングなどのくつろぎ空間なら、木製で温かみを出すのも◎。

おすすめ見切り材を使った事例をご紹介

ステンレス見切りでスッキリと


事例を詳しく見る

 

キッチンの床材とフローリングの境での採用パターンです。

採用したのはステンレスのL字型見切り。スタイリッシュな空間にぴったりの見切りです。

商品:ASSIST「20-656」

 

こちらの事例はルームツアー動画でもご覧いただけます。

ルームツアー:子育てしながら、こんなにおしゃれに暮らせる!?魅力的な玄関からの裏動線
 
 

 

真鍮製のこだわりの見切り


事例を詳しく見る

 

オーク×グレー×真鍮色のインテリアテーマに合わせて、キッチンとリビングの見切りは真鍮製を採用しました。

商品:ASSIST「20-413BS」

 

こちらの事例はルームツアー動画でもご覧いただけます。

ルームツアー:無垢材×造作とこだわりのアイテムで唯一無二の家に生まれ変わらせる!
 
 

 

スタイリッシュなデザインのT字型樹脂見切り


事例を詳しく見る

 

樹脂製のT字型の見切りでも、幅を抑えたアルミカラーの見切りを採用しました。

商品:DAIKEN「床見切(金属調化粧シート仕様) 継手タイプ〈Kシルバー色〉」

 

こちらの事例はルームツアー動画でもご覧いただけます。

ルームツアー:無印のステンレスシェルフで魅せる対面キッチンが主役。回遊動線にもこだわったリノベーション
 
 

まとめ:見切り材で仕上がりが変わる!

見切り材は単なる「境目のカバー」ではなく、

仕上がりの美しさ・安全性・快適さを左右する重要なパーツです。

素材や色を上手に選べば、空間の印象がぐっと引き締まり、段差のないすっきりとした住まいを実現できます。

リフォームを検討中の方は、床材だけでなく「見切り材にもこだわる」ことで、理想の空間を実現しましょう。

公式Instagramはアイデアの宝庫です

参考のリール動画はこちら

他にも暮らしのアイデアや事例を更新中!
ぜひ公式Instagramもチェックしてみてください。

Instagramを見る

もっと事例を見たい方には無料の施工事例集がおすすめ!

今回ご紹介した事例以外にも、さまざまなスタイルやアイデアを取り入れたリフォーム事例が見れる「施工事例集」を無料で閲覧いただけます。リフォームを考えている方はぜひ参考にしてみてください。

 

 

関連記事バナー

もっと詳しく知りたい方へ

今回ご紹介した事例以外にも、さまざまなスタイルやアイデアを取り入れたリフォーム事例が見れる「施工事例集」を無料で閲覧いただけます。リフォームを考えている方はぜひ参考にしてみてください。

かんたん資料請求はこちら

 

カテゴリー : タグ :

RECOMMENDEDおすすめ記事

NEW ARTICLES新着記事

カテゴリから見る

タグで絞り込む

SHOWROOM

ショールーム

AREA

対応エリア