COLUMN
コラム
2025.04.15
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「この和室、正直どう使ったらいいのかわからない…」
「子ども部屋にするにはちょっと違うし、客間にしても年に数回しか使わない…」
そんなふうに、和室の使い道に悩んでいる方、意外と多いんです。
実際、リフォームのご相談の中でも「和室をどう活用するか」というお悩みはよく聞きます。
でも、ご安心ください。
和室はリフォーム次第で、暮らしにフィットする素敵な空間に生まれ変わるんです!
今回は、そんな和室リフォームの可能性について、事例と一緒にご紹介していきます。
一昔前の間取りには当たり前のように存在していた「6畳の和室」。
けれど、ライフスタイルが変化した現代では、和室の役割も変わりつつあります。
たとえば…
お客様を招く「客間」→ そもそも来客が少ない
畳でゴロゴロできる「くつろぎ空間」→ リビングがメインに
親世代との同居前提 → 子育て世代の核家族中心に
結果、「とりあえず物置に」「洗濯物干し場に」なんて、もったいない使い方になってしまうことも。
でも、実はその和室、今の暮らしにぴったりの空間に変身するポテンシャルを持っているんです!
Before
30代のご夫婦が中古マンション購入に伴うリノベーションをした事例。
まだ小さいお子様がごろごろと自由に遊べる空間として和室を残しています。
After
襖を閉じれば、個室としても使えるので、ゲストが泊まりに来た時にはゲストルームとしても活躍します。
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Before
元々立派な造りをしていたお住まいだったこともあり、昔の職人の魂がこもった和室の造りを全て壊すのは勿体無いと思うこともありますよね。
こちらの事例では、和室の上部の「欄間」を残す形でリノベーションをしました。
After
リビングの一角に畳ヶ丘(畳の部分が少し高くなっていて、畳をあげると収納になっているもの)を設け、思い出の欄間は再利用をしています。リビングの一角に腰掛けられるように和室スペースを設けるのも素敵なアイデアです。
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リビングに隣り合って設けられていた和室は、動線も悪く、悩みのひとつでした。
After
和室だった空間には奥様のワークスペースを設けて、リビング空間と繋げ、ゆったりと開放的な空間へ生まれ変わりました。ワークスペースの後ろは寝室になっています。
▽こちらの事例はYouTubeでルームツアーをご覧いただけます
Before
マンションの一角にある和室。暗くて閉鎖的な空間だったため、ほとんど使わない空間になっていました。
After
和室にウォークインクローゼットを造り、洋室をリビングに取り込むことで広々としたLDKと大容量のウォークインクローゼットを実現。
▽こちらの事例はYouTubeでルームツアーをご覧いただけます
和室リフォームの際に、忘れてはいけないのが**「今」と「これから」の暮らしを見据えること**。
✅ 本当に壊すべき? 収納や床材を変えるだけで活かせるかも
✅ 子ども部屋、書斎、趣味スペースなど、家族の未来に必要な空間にできないか?
✅ 逆に、親世代との同居などで、和の空間が必要になる可能性は?
また、段差の解消や断熱性の向上といった機能面も一緒に見直すことで、より快適な空間に仕上がります。
使われなくなった和室=不要ではありません。
むしろ、「和室だった」からこそできるリフォームの自由度の高さは魅力です。
収納・ワークスペース・リビングの拡張など、あなたの暮らしにぴったりフィットする新しい空間へと変えてみませんか?
もし「うちも和室あるけど、どうしたらいいんだろう?」と思ったら、ぜひ一度ご相談ください。
あなたの理想の暮らし、一緒にカタチにしていきましょう。