COLUMN
コラム
2025.03.01
キッチン目次 [非表示]
キッチンは料理をするだけでなく、家族が集まる大切な空間。
しかし、「キッチンが孤立してしまう」「リビングやダイニングとのつながりが悪く、コミュニケーションが取りづらい」といった悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、家族が自然と集まり、会話が生まれるキッチンの作り方について解説します。
家族が集まりにくいキッチンには、いくつかの共通点があります。
✅ 壁で仕切られていて孤立している
✅ ダイニングやリビングとの動線が悪い
✅ カウンターが狭く、対面での会話がしづらい
✅ 収納や設備の配置が悪く、動きにくい
✅ 暗く閉鎖的な雰囲気がある
このような問題を解決することで、家族が集まりやすいキッチンに変えることができます。
キッチンをオープンスタイルにすることで、リビングやダイニングとの一体感が生まれ、家族とのコミュニケーションが取りやすくなります。
対面キッチンにすることで、料理をしながらリビングの様子を確認できる
まだ小さな子供たちの様子を見守りながらキッチンに立ちたい。とご相談いただいたリフォーム事例です。オープンな対面キッチンにすることで、いつでも視線に家族の様子が入る素敵なお住まいになりました。
この事例のキッチンはルームツアー動画でご覧いただけます
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アイランドキッチンなら、家族が自然とキッチン周りに集まりやすい
アイランド型にすることで両サイドからアクセスができる、回遊性のあるキッチンになりました。
動線が良くなると、家族が自然とあつまる空間に。閉鎖感をいかに取り除くかがポイントです。
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袖壁をなくし、視線が通る設計にする
奥さまがお食事を作りながら、 ご主人様がソファでちょっとくつろぎながら会話をされたり。そんなご夫婦様の距離感も大切にして、つながり感のある空間を作った事例です。
▽元々はキッチンがL字型で袖壁があるような造りでした
▽袖壁がなくなるだけで、リビングとのつながり感は大きく異なります。
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ダイニングとの距離が遠いと、配膳や片付けが面倒になり、家族との交流も減りがち。スムーズな動線を意識しましょう。
ダイニングテーブルをキッチンの延長として配置し、一体感を出すストレートダイニングはリノベーションでも人気の間取りの一つです。
実際にリフォームをした事例をもとに見てみましょう。
スタイリッシュなこちらの事例はキッチンはGRAFTEKTという商品を採用しています。家具のようにインテリアに溶け込むデザインのキッチンの魅力を引き出すために、ダイニングテーブルを横並びにした「ストレートダイニング」の形をとっています。
ダイニングテーブルはニトリの家具というのも驚きです。
Before
元々は壁付けのキッチンで、壁も大きかったため閉鎖感がありました。
キッチンがリビングの主役になったことで、お料理も楽しくなったと奥様。ご主人様も子供達もキッチンに自然と集まるような暮らしを実現しました。
▽この事例のキッチンの紹介はルームツアーでもご覧いただけます
キッチンが散らかっていると、家族が集まりづらくなります。収納を工夫し、スッキリした空間を作りましょう。
吊戸棚をなくし、開放感を演出
パントリーを設置し、調理器具や食品をまとめて収納
パントリーがあることで、キッチン側に大きなカップボードや吊戸棚を設けないことによって、開放的な空間にすることができます。この事例のご家族はとにかく収納上手で、パントリーにはこだわりました。
キッチンの奥に進むと、、
左右の壁に広がるパントリー収納棚があります。棚の枚数やコンセントの位置も細かくお打ち合わせをして、 パントリー内でも家電の使用やちょっとした充電もできるになっています。
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家族が好きなインテリアテイストに合わせたキッチン空間にすることで、自然と集まりたくなる雰囲気を作ります。
ペンダントライトや間接照明を活用し、心地よい明るさに
木目調やナチュラルカラーを取り入れ、温かみのあるデザインに
リビングやダイニングと統一感のあるインテリアにする
どの事例も、ご家族の好きなテイストにまとまっていて素敵ですよね。
居心地の良さは、いかに好きなものに囲まれるかという点がとっても大切なものです。
家族が集まるキッチンを作るためには、
🔹 オープンな空間設計でリビング・ダイニングとつながりを持たせる
🔹 動線を工夫し、家族が自然と使いやすいレイアウトにする
🔹 照明とカラーもこだわって、家族の好きな雰囲気を作る
キッチンは家族のコミュニケーションの中心となる場所です。ぜひ、ご家庭に合ったスタイルで、家族が自然と集まるキッチンを実現しましょう!