COLUMN
コラム
2025.07.31
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ナチュラルテイスト、モノトーンインテリア、北欧スタイル——
SNSやインテリア誌で見る素敵なおうちには、共通して“あるもの”があります。
それが、抜け感のあるリビングドア。
実はこの数年、室内ドアを**「仕切り」から「インテリアの主役」**として考える人が増えているんです。
特に30〜40代の女性を中心に、
視線が抜けて広く見える
明かりが入りやすくて明るい
おしゃれで生活感を隠せる
といった理由で“抜け感ドア”の人気が急上昇中!
今回は、おしゃれで実用的な抜け感ドアの魅力を、実例とともにご紹介します。
「抜け感」とは、圧迫感を抑えて、空間を広く・軽やかに見せる工夫のこと。
ドアにおいては以下のようなデザインが“抜け感あり”とされます。
| デザインタイプ | 特徴 |
|---|---|
| ガラス入りドア | 視線が抜けて空間が広く感じられる。明かり取りにも◎ |
| フレームドア(アイアン風など) | 枠だけのデザインで“ヌケ”感抜群。ミニマルモダンにも好相性 |
| 上吊り引き戸タイプ | 床にレールがなく、すっきり開放的 |
| グレージュ・アッシュ系カラー | 壁と調和しやすく、圧迫感が少ない |
<採用商品>
Panasonic:VERITISシリーズ「ソイルブラック柄」
モノトーンのインテリアにこだわり、リビングドアは透明ガラスの抜け感のあるドアを採用しました。Panasonicのソイルブラック柄はマットな黒さでインテリアにも馴染んで使いやすいカラーです。
奥が見えるのが何よりのメリット。通路幅が狭くなりがちな廊下からリビングへ抜ける際の圧迫感を軽減することができます。
▽リビングへ向かう様子を動画で見てみる
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センス抜群の30代ご夫婦が選んだリビングドアはフレームデザインのスタイリッシュなドアでした。
<採用商品>
LIXIL:Raffis ハイドアタイプ
-メーカー説明-
15mmの薄い縦框と視覚的に繋がるデザイン、2.7mの高さへの対応が高く評価され、アルミガラス建具は「2023年度グッドデザイン賞」、「Red Dot Design Award 2024」を受賞しました。
木製建具とは違い、フレーム部分がアルミでできているため、スタイリッシュな印象を受けるデザインです。
▽リフォームプライス公式Instagramより抜粋。動画で見るガラスドアの魅力。
事例の詳細はこちら
<採用商品>
LIXIL:ラシッサS
間取り的に玄関からリビングが丸見えになるのはちょっと嫌・・という方におすすめなのは、明るさは通して奥が見えないタイプのリビングドア。

上吊りの引き戸はリビング入り口のドアや間仕切りに人気です。扉の下に枠がいらないのでスッキリとさせることができます。開き扉と比較すると、防音性はそれほど高くないので、トイレドアとして採用する際は配慮が必要になります。
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中古マンションを購入してリノベーションをされた30代ご夫婦。リビングダイニングはナチュラルテイストを基調としたインテリアになりました。
<採用商品>
Panasonic:VERITIS「グレージュアッシュ柄」
流行りのインテリアテイストに合わせやすいグレージュアッシュ柄はグレーのキッチンとも相性抜群。玄関からストレートにリビングが見える間取りのため、完全に透明なガラスではなく、彩光が取れる程よい抜け感のデザインのリビングドアを採用しています。
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抜け感ドアは、「完全なオープン」でも「完全に隠す」でもない。
その中間のゆるやかさが、暮らしにちょうどいいんです。
たとえば…
子どもがいるとリビングが散らかりがちだけど、曇りガラスでさりげなく隠せる
ペットが行き来できるように引き戸タイプを選ぶとストレスなし
玄関〜LDKの**“見せる動線”に活用**すれば、おうち全体が洗練される
などなど、デザインと機能の両立ができるのも嬉しいポイントです。
「光」は欲しいけど、視線はどうしたい?
→ 透明ガラス、チェッカーガラス、モールガラスなど選択肢多数!
「色」は壁や床とのバランスを見て選ぶ
→ 白、グレージュ、くすみカラーが人気。ドアだけ浮かないように。
「開き方」は生活動線に合わせて
→ 開き戸/片引き戸/上吊り引き戸など、間取りに応じて選定
リビングドアは、住まいの中でも“目にする回数が多いパーツ”。
それだけに、ほんの少しこだわるだけで暮らしの質がぐんと上がるんです。
ぜひ参考にしてみてくださいね。