COLUMN
コラム
2024.11.12
目次 [非表示]
SNSでおしゃれな洗面空間を見て、どうして自分の家はごちゃごちゃしているのだろう。。と悩まれる方は多いはず。
弊社へリフォームのご相談をいただくお客様の多くが「なぜ我が家はモノが溢れてしまうのか」という共通の悩みをお持ちです。
本コラムでは空間が広く取りづらく、収納の悩みが多い「洗面室」にテーマを絞り、スッキリとした洗面空間にするためのアイデアやプランをプロの目線で解説。
収納を「多い」「普通」「少ない」と3つのパターンに分けて、理想の収納プランをご紹介します。
ご自身の家族構成や生活スタイルに合わせた収納計画を立ててみましょう。
家族構成が4人〜5人と多い、または美容アイテムが豊富な方におすすめです。タオルや洗剤のストック、美容家電、化粧品など、頻繁に使うものが多いため、収納スペースをしっかり確保する必要があります。
モノをしまいたい方はキャビネット付き洗面台
洗面台や横に大きいキャビネットを設置することで、大容量の収納スペースが確保できます。引き出しタイプや、棚が調整できるタイプのキャビネットは使い勝手が良く、物の出し入れがスムーズです。
壁面収納や吊り戸棚を使ったプラン
洗面台の上部や洗濯機の上のスペースに吊り戸棚を設置することで、頻繁には使わないアイテムも収納できます。特に洗剤ストックやカビキラーといったお掃除道具などは、専用の収納スペースがあると便利です。丸見えだとどうしても生活感が出てきてしまいますからね。
このように扉付きの収納を設けることで、雑多なものもスッキリとしまうことができます。アイテムが多い家族は収納にしっかりと扉をつけて生活感が出ないように工夫するのもおすすめです。
大きなオープン収納を使ったプラン
洗面台自体を少し小さくし、余った空間にオープン棚をつけられるようなスペースを設けたパターンも人気です。
ポイント
収納力を最大限に引き出すため、棚の高さや仕切りを自由に調整できる収納システムを取り入れると良いでしょう。使用頻度やアイテムに合わせたレイアウトで、見た目もスッキリとした空間が実現します。収納量が多い洗面空間にはある程度の広さはあると良いでしょう。
収納量が「普通」の量で暮らす場合は、2〜3人家族であったり、必要なアイテムだけを置いている方が多いでしょう。毎日使うものが取り出しやすく、必要な分だけをしっかり収められるようなプランが理想です。
洗面室とは別に大きなパントリーがある家も、ストック品などを置く必要がないため洗面室内に大きな収納が不要な場合もあります。
オープン棚
壁面の一部にオープン棚を設けることで、頻繁に使うアイテムを手軽に取り出せるようにします。たとえば、洗剤や手洗い用タオルなどを置くスペースにすると便利です。
スタイリッシュな一面鏡を採用した場合は鏡の裏の収納がなくなることも。そういった場合は洗面台下や周辺のスペースでなどで収納力を補ってあげましょう。洗面室の広さが確保できない場合は、収納付きの3面鏡を採用するなど工夫が必要です。
壁にニッチを設けて小物を収納
洗面室の壁の厚みが確保できる場合、ニッチを設置し、小物を収納します。限られたスペースでも、壁を有効活用することでスッキリと収納可能です。
ポイント
洗面室の広さに制限があったり、周辺のお部屋やお風呂を広くとった場合は洗面台本体の収納と+αちょこっと収納を設けたパターンが多いです。
シンプルな生活スタイルを好む方、または洗面室がコンパクトで収納スペースが限られている方におすすめです。最低限のアイテムを収納し、空間を広く使いたい場合に適したプランです。
シンプルな造作洗面
カウンターの上に好きなデザインの洗面ボウルを乗せたシンプルスタイリッシュな洗面空間。物は最低限でスッキリと過ごしたい場合におしゃれでおすすめな方法です。
サブ洗面は収納力よりもデザインを優先
メインの洗面室とは別に手洗い場として設けるサブ洗面は収納力よりもおしゃれさを優先するのもおすすめです。ゲストに使ってもらうのはサブ洗面。と使い分けることもできます。
ポイント
限られたスペースを有効に活用するために、できるだけシンプルな収納を心がけます。アイテムを最小限に絞ることで、無駄のない美しい空間が完成します。
ご紹介した事例はどれもスッキリとおしゃれな空間でした。
リフォームすればおしゃれになるよ。。。そんな予算も計画もまだないです。。という方にも嬉しい、すぐにでも真似したくなる、生活感を抑えるテクニックを2つご紹介します。
整理整頓が上手な方は共通して、カゴを上手に使っています。
こちらはオープン棚の上に同じデザインの籐のカゴを使って見た目にスッキリ感を与えています。
こちらも棚の中に上手にファイルケースを使って収納をしています。洗面室で使うストック品や商品はカラフルな物も多く、露出しているとどうしてもごちゃごちゃしてしまいますので、カゴを上手に使ってアイテムをしまうことで、見た目に統一感が生まれておしゃれな空間を作りやすくなります。
洗濯機の上にランドリーグッズが見えます。青や黄色とカラフルで少し生活感を感じますね。
ロールスクリーンを取り付けることで、洗濯機ごとスッキリと隠すことができました。普段家族で過ごす時はパッと取れるように開けっぱなしにしておき、ゲストが来る際にロールスクリーンを下げるといったように使えるため、非常におすすめです。
いかがでしたでしょうか?
洗面室の収納は、家族構成やライフスタイルによって異なります。
お掃除グッズやランドリー周りのアイテムを洗面室内で全部しまいたい!という方は収納量を多くとることを考えてみましょう。
しかし、間取りによっては洗面空間を大きくとることが難しいお家も少なくありません。その場合は、洗面室に置いてある物を「洗面室にないと困る物」と「洗面室になくてもいいもの」に分けてみましょう。そうすることで、別の部屋の収納へ移動しても生活が不便にならないように上手にしまう場所をコントロールすることができます。
これを機に、お友達や家族を招いた際に「おしゃれ!」と驚いてもらえるような洗面空間にしてみませんか?
今回ご紹介した事例以外にも、さまざまなスタイルやアイデアを取り入れた洗面リフォーム事例が見れる「水廻り事例集」を無料で閲覧いただけます。洗面室の事例の中で、収納をどう工夫しているか学ぶことができます。
▽このように細かく事例をご紹介!品番まで掲載されている事例集はリフォームプライスだけ!そのまま真似することができるおしゃれな事例集です。
施工事例集のお申し込みはこちらから
WORKSこの記事に関連した施工事例はこちら