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2025.10.10

玄関一つでちょうどいい距離感!今人気の二世帯リフォーム実例を紹介

玄関一つでちょうどいい距離感!今人気の二世帯リフォーム実例を紹介

「親との同居を考えているけど、完全同居はちょっと気をつかう…」
「でも別々の家にするほどの余裕はないし、どうすればいいんだろう?」

そんな悩みを持つ方が増えています。実はいま、“二世帯リフォーム”が改めて注目されているんです。
この記事では、二世帯リフォームの基本から、実際の施工事例まで、プロの視点で分かりやすくご紹介します。

目次 [非表示]

二世帯リフォームとは?まずは基本を知ろう

「二世帯リフォーム」とは、親世帯と子世帯が同じ建物で暮らすためのリフォームのこと。
リフォームによって、生活スタイルに合わせた距離感をつくることができます。

 

二世帯リフォームには、大きく分けて3つのタイプがあります。

 

タイプ 特徴 費用の目安
完全分離型

建物内で世帯を分ける。キッチン・お風呂・玄関もそれぞれ別。プライバシーを重視したい方向け。

約2500万円〜
部分共有型 玄関やお風呂など一部を共有しつつ、生活スペースは分ける。程よい距離感が人気。 約1500万円〜
完全同居型 リビング・水まわりを共有。家族の交流を重視したい方向け。 約1000万円〜

※両世帯をリフォームした場合の費用目安となります

 

 

金額はあくまで目安ですが、よくあるケースとして、1階はそのままで2階を子世帯にするためのリフォームの場合、コストを抑えることができます。
玄関は共有した部分共有型のリフォームが、弊社では一番人気のパターンです。

 

理由は、「適度につながりが感じられる」「土地や建物の構造を活かしやすい」「完全分離はコストがかかる」からです。

二世帯リフォームのメリットとデメリット

主なメリット

メリット①:建築コストを抑えられる

新築で二世帯住宅を建てるより、既存の建物を活かすことで費用を大幅に節約できます。
構造を活かした間取り変更で、1,000万円〜2,000万円台で実現できるケースもあります。

 

メリット②:お互いに安心できる距離感

「すぐ近くに家族がいる」という安心感は、二世帯ならでは。
特に高齢の親世帯がいる場合、何かあった時にすぐ駆けつけられるのは大きな安心です。
逆に、子世帯にとっても「子育てをサポートしてもらえる」「留守中に家を見てもらえる」など、助け合いができます。

 

メリット③:固定資産税などの節税効果も

完全分離型にする場合、登記を2戸分けることで節税メリットを得られるケースもあります。
条件は自治体によりますが、税金面での優遇が受けられるのも見逃せません。

 

主なデメリット

デメリット①:プライバシーの確保が難しい場合も

「お互いの生活音が気になる」「ちょっとした用事で頻繁に呼ばれる」など、思ったよりも近すぎる距離感に悩む方もいます。

あらかじめ動線を分ける工夫が重要です。

 

 

デメリット②:リフォーム費用が高くなることも

二世帯仕様にするためには、水まわり設備を増やすなど設備投資が必要になります。
特に完全分離型では、キッチン・浴室・洗面が2セットになるためコストが上がる傾向があります。

 

デメリット③:リフォームの計画を進めるのが大変

一世帯のリフォームと比較すると、設備などの仕様決めやお金のこと、生活ルールの見直しや共有といった家族間のコミュニケーション量が倍必要になります。打ち合わせを進めるうちに各々の意見が変わったり、想像以上に疲れてしまったというお声も。。

事前に家族でよく話し合った上で、それぞれの世帯で役割を決めてリフォームの計画を進めていきましょう。

二世帯リフォーム事例紹介

部分共有型:両世帯ともフルリノベーション。各世帯のプライバシーに配慮した設計に。

築年数:35年

施工費用:4380万円

工事範囲:1階親世帯&2階子世帯

工期:3ヶ月

 

1Fをお母様世帯、2Fを子世帯とする二世帯化フルリノベーション。玄関は一つに、お互いの世帯の暮らしに配慮した設計をしています。

 

 

 

玄関は一つ。

 

玄関廊下を進むと、お母様世帯、子世帯、駐車スペースと3空間へ繋がる扉が並びます。

各世帯への扉に鍵を設けることでプライバシーにも配慮しています。

 

 

■リフォームしたきっかけ

お子様の出産を控え、奥様のご実家を二世帯化して住むことになったため

 

■お客様のご要望

・お母様世帯と子世帯でお互いの生活スタイルに配慮して暮らせるようにしたい

・収納をしっかり作りたい

・家事動線が楽になるようにしたい

 

■こだわりポイント

子世帯と親世帯、それぞれの水廻りは行き止まりのない回遊動線にこだわりました。世帯ごとにインテリアテイストを変えることで、それぞれの世帯が好みの空間を実現できるのも二世帯リフォームの魅力のひとつです。

1階のお母様世帯の暮らしに配慮し、2階の子世帯の床材の下には防音材を採用しています。小さなお子様の成長を家族みんなで優しく見守るための工夫です。

 

※1枚目:お母様世帯、2枚目:子世帯

 

この事例を詳しく見る

 

担当設計士がこだわりポイントをルームツアーで解説しています。ぜひご参照ください。

ルームツアー:玄関は一つ。回遊動線が魅力の二世帯化リノベーション

部分共有型:水廻りと玄関は共有してスペースを有効活用

築年数:45年

施工費用:2926万円

工事範囲:1階親世帯&2階子世帯

工期:5ヶ月

 

   

階段を掛け替え、大幅に間取り変更をした事例です。

水廻りは両世帯共有で、基本的な生活スペースは1階にまとめています。

 

 

■リフォームしたきっかけ

奥様のご実家へ同居するためのリフォーム

 

■ご要望

・耐震断熱外壁屋根含む全改装をしたい
・みんながくつろげるリビングが欲しい
・家事動線を良くしたい
・子供の個室がほしい(4LDK)

 

■プランナーコメント

階段をリビングに取り込むことによって無駄なスペースなく面積を有効活用しています。1階はリビング、寝室、WIC、洗面脱衣室の回遊式で家事動線もよくなりました。

■お施主様コメント
こんなに変わるとは思わなかった。特に1階の間取りは思ってもみなかった。リビングと階段の位置関係がよい。
家族がみんなリビングを通るので必ず顔を合わせる間取りとなった。キッチンとリビングとダイニングの配置もよくTVを見ながら家族を見守りながらお料理ができるのも気に入っている。
収納も充実した。友達が来ると高級ホテルみたいと褒められる。

 

この事例を詳しく見る

 
 
階段を上がったところには、セカンド洗面を設けています。手を洗うために階段の登り降りは大変ですからね。
 
 
二世帯ではありますが、生活スペースは共有して、大きな一家族のように一緒に暮らすスタイルです。

部分共有型:1階はそのまま。2階に子世帯が暮らすための二世帯化リノベーション

築年数:23年

施工費用:1180万円

工事範囲:2階子世帯

工期:3ヶ月

 

ご主人のご実家に二世帯で住むことになり、2F部分をリノベーション。北欧モダンテイストを、間接照明やタイルで彩り、ご夫婦がゆったりと上質な時間を過ごせる空間へと生まれ変わりました。

 

 

2階部分にキッチンがなかったため、キッチンを新設しつつ、使い勝手の良いLDK空間を実現しています。

 

 

■リフォームのきっかけ

ご主人様のご実家にお住まいになるため

 

■ご要望

・ご実家の2階をリフォーム(玄関は共有の2世帯)
・対面式のキッチンの新設
・トイレ、洗面、浴室のリニューアル
・廊下のスペースもったいないのでなくしたい
・パントリー、WICを設けたい

 

■プランナーコメント

北欧モダンのテイストで美しい空間にこだわりました。間取り変更をし、廊下をつなげることで広いLDKに。新設した対面キッチンから全体を見渡すことができるようになりました。夜と昼で雰囲気を変えられるように、要所に間接照明を設けています。

この事例を詳しく見る

完全分離型:玄関も分けて、それぞれの生活スタイルを重視

もともと完全分離型の二世帯住宅を相続され、住み継ぐためのリフォーム事例です。

築年数:20年

施工費用:1100万円

工事範囲:1階の子世帯側がメイン

 

Before&After

玄関が2つ隣り合う完全分離型ですが、内部で行き来のできるドアを設けています。

 

■リフォームしたきっかけ

お父様とおじい様が2世帯で住んでいた家を、施主夫婦が再び2世帯住宅として住み継ぐためのリフォーム。

 

■お客様のご要望

ご両親は2階にお住まいのまま、1階を自分達らしい空間にしたいとのご要望でした。在宅ワークも多い中で、家の中に安らげて、でもちょっとワクワクするようなカフェ空間をご希望されていました。

 

■プランナーコメント
印象的な和室は、限られた面積の中で空間を有効に使うため、スキップフロアをご提案。既存窓を活かしてフロアの高さを設計。上は足を垂らして座れるカフェスペースに。水場も設けてコーヒーと映画鑑賞が楽しめます。下は奥様のワークスペース兼収納。将来は子供部屋としても使用できるように畳敷としました。

■お施主様コメント

祖父が使っていた和室の雰囲気は残しながら、モダンな雰囲気にしたいという私たちの希望をしっかり叶えてくれて、両親も喜んでいます。在宅ワークをしながら疲れたら畳で寝転んだり、上に上がれば映画館気分が味わえたり…。家でのんびりするのが大好きな私達にぴったりの家になりました。

 

ご両親にとっても思い入れのある住まいを子世帯が住み継ぎ、同じ屋根の下で一緒に暮らせることは幸せですよね。

 

この事例を詳しく見る

玄関を一つにする“共有スタイル”が今おすすめの理由

最近特に人気なのが、「玄関一つ+分離型水まわり」というスタイル。



このタイプは、

など、多くのメリットがあります。

 

「玄関だけ共有する」というのは、まさに“ほどよい距離感”を保つリフォームの答えなのかもしれません。

よくあるQ&A

Q1. 二世帯リフォームの工期はどのくらい?
→ 間取り変更を伴う場合で3〜4ヶ月前後が目安です。

 居住中でも工事可能なケースも多く、仮住まいをせずに進められることもあります。

Q2. 補助金は使えますか?
→ 国や自治体の補助金を活用できる場合があります。
 バリアフリー化や断熱改修を同時に行うと、さらに支援対象となることも。年度により補助金内容は異なるので、都度ご相談ください。

Q3. 将来一世帯に戻すことは可能?
→ はい。間仕切りを撤去したり、ドアを開通させるだけで1世帯に戻せるプランも人気です。

まとめ|“あり”どころか、今こそ選びたい二世帯リフォーム

「あり?なし?」で迷っている方こそ、一度検討してみてください。

二世帯リフォームは、単なる「同居」ではなく、家族のこれからの暮らし方をデザインする選択肢です。

完全分離でプライバシーを守るもよし、玄関を共有してつながりを感じるもよし。

家族の距離感に合わせたリフォームで、“ちょうどいい関係”を築いていきましょう。

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