COLUMN
コラム
2025.07.14
目次 [非表示]
リノベーションで「床材、何にしよう…」と悩む方、多いですよね。
フローリングは面積が広いので、部屋の印象を大きく左右します。
最近、当社でも人気急上昇なのが「オークの床材」。
ショールームで「うわ〜素敵!」と一目惚れして採用を決めたというお客様も少なくありません。
とはいえ、オークって何がそんなに良いの?
無垢?挽き板?突板?…なんか呪文みたいでちょっと怖い…。
今回はそんなモヤモヤを解消すべく、プロの視点と実際の採用事例を交えて、**「オークが人気の理由」**を徹底的に解説します!
まず基本から。
オークとはブナ科の落葉広葉樹で、ナラ材とも呼ばれます。
昔から家具やウイスキー樽に使われるほど、硬くて丈夫。
「ウイスキー好きなら一度は耳にしたことがあるかも…?」
そうです、オーク樽はあの芳醇な香りを生み出す立役者。
…といっても、リビングの床からウイスキーの香りが漂うわけではありませんのであしからず。笑
日本では「どんぐりの木」としてなじみ深いナラの木もオーク材の一種です。
オーク材の特徴は
硬くて傷がつきにくい
美しい木目が個性的
経年変化で色味に深みが出る
この3拍子が揃っていることです。
<採用商品>
朝日ウッドテック「ライブナチュラルMRX オーク」
古家具を主役にしたリビングダイニング空間。朝日ウッドテックのショールームアドバイザーさんにおすすめされて、悩んだ末採用したのはオークの突板フローリングでした。
経年で濃くなっていくオーク材だからこそ、ナチュラルテイストのインテリアにオーク材はぴったり。時間が経つにつれて、お気に入りの古家具とも馴染んでますます魅力的な空間になりそうです。
▽公式YouTubeでルームツアー動画を見る
この事例を詳しく見る
<採用商品>
朝日ウッドテック「ライブナチュラルMRX オーク」
ホテルライクな空間にしたい!というご要望のもと行ったマンションのリノベーション。コテコテのホテル感ではなく、木目基調の洗練された空間を実現するために採用したのはオークの突板フローリングでした。
アイランドキッチンの床もリビングと同じフローリングを貼っています。突板フローリングなら水廻りに使うことも可能です。
この事例は突板フローリングなので安心ですが、無垢材のフローリングの場合は水に弱いので、キッチンの床に採用する場合は注意が必要です。
この事例を詳しく見る
<商品紹介>
朝日ウッドテック「ライブナチュラルプレミアム STANDARD」 2Pタイプ オーク
25帖ほどある開放的なリビングダイニング。お手持ちの家具「CondeHouseのダイニングチェア」に合わせて床材などを選定し、空間をコーディネートしています。採用したフローリングは朝日ウッドテックのフラッグシップ床材シリーズ「ライブナチュラルプレミアム」の挽き板フローリングでした。
素足で歩くと違いのわかる厚みのある無垢層が空間を彩ります。
この事例を詳しく見る
<商品紹介>
朝日ウッドテック「ライブナチュラルプレミアム」 オーク
ナチュラルインテリアにオークの床材を合わせた事例。グレーのキッチンが空間のアクセントになっています。挽き板フローリングは踏み心地が柔らかく、小さなお子様がいる家庭にもぴったりです。
自然光が入るリビングにオークの床材は相性ぴったりです。
この事例を詳しく見る
<商品紹介>
朝日ウッドテック「ライブナチュラルプレミアム STANDARD」 2Pタイプ オーク
リノベのテーマはジャパンディスタイル。朝日ウッドテックの「ライブナチュラルプレミアム」の挽き板フローリングのオーク柄に、同じメーカーの無垢天井材を合わせて好みのインテリアスタイルを実現しました。
この事例を詳しく見る
オークの床材って言っても、ショールームで
「こちらは無垢で、こちらが挽板、でこちらが突板です!」
…って言われた瞬間に「???」ってなりがちです。
簡単にいうと、木の“厚み”と“構造”が違います。
◆ 無垢フローリング
読んで字のごとく“無垢”=100%木そのもの。
一枚板をそのまま床材にしているので、木目や節が個性的で、経年変化を楽しめます。
傷がついても削り直して再生できるのが強み。
ただし、水や湿気に弱い面もあるので、こまめなお手入れが大切。
まさに「木と暮らす」感を味わいたい人向けです。
◆ 挽板フローリング
無垢の次に“木感”が強いのが挽板(ひきいた)。
これは、数ミリ〜数ミリ数の無垢材を合板に貼り付けたもの。
表面は本物の木なので、無垢に近い風合いを持ちつつ、
寸法の狂いにくさ・コストバランス・お手入れのラクさが両立できるのがポイント。
「無垢に憧れるけど、ちょっと心配…」という人に一番人気です。
※朝日ウッドテックのHPより抜粋
◆ 突板フローリング
突板(つきいた)は、無垢材を薄〜くスライスしたシートを合板に貼ったもの。
表面の木の厚みは0.3〜1mmほどなので、木の風合いは感じられつつ、
価格はお手頃で施工性もGOOD。
ただし、深い傷がつくと補修がしづらいので、
「小さいお子さんやペットがいて傷が多くつきそう…」な場合は要検討です。
※朝日ウッドテックのHPより抜粋
とことん自然素材を楽しむなら → 無垢
見た目も本格派でメンテは少しラクしたいなら → 挽板
コスト重視・扱いやすさ重視なら → 突板
この感覚で選んでみてください。
最後に、プロのおすすめ「オークを楽しむヒント」を。
① 木目を生かしたインテリアを意識する
床だけでなく、家具やドアも木目調にすることで統一感UP!
② ラグや家具で遊ぶ
オークはわりと万能選手。
ビビッドカラーのラグやアイアン素材の家具も違和感なく馴染みます。
③ 経年変化を楽しむ心の余裕を
傷もシミも思い出。
ちょっとした小傷がついても「味が出てきたね〜」なんて笑えるのが、オークと暮らす楽しさです。
ウイスキー樽の香りは漂ってこないかもしれませんが、
オークの床は暮らしの雰囲気をしっかりと熟成させてくれます。
自然素材を楽しみたい方、ナチュラルからモダンまで幅広いテイストにしたい方、
「せっかくのリノベだからこだわりたい!」という方には、オークは間違いなくおすすめ。
今回ご紹介した事例以外にも、さまざまなスタイルやアイデアを取り入れたリフォーム事例が見れる「施工事例集」を無料で閲覧いただけます。リフォームを考えている方はぜひ参考にしてみてください。